菜々緒主演新ドラマ『無能の鷹』、塩野瑛久、井浦新、工藤阿須加ら共演キャスト解禁
■工藤阿須加(雉谷耕太役) 僕はもともと原作を読ませていただいていて、とても面白いなと思っていました。どのキャラも、鷹野の強烈な個性にいい具合に振り回されながらも、どこか刺激を受けたり、自分自身を見つめ直したり、「あれ? もしかして、仕事ってもう少し力を抜いてもいいんじゃない?」と気付かされたり…といった部分が読んでいて大好きだったんです。そんな原作の実写ドラマに参加させていただけることに感謝しています。今回、僕が演じる雉谷は、いろんな顔を持っている人間だと思うんです。日常生活で、同僚、友達、家族と、見せる顔はそれぞれ違うように、そういうところを上手に取り入れて、大事にしていきたいですね。心は全力! でも60%くらいの力で…を胸に(笑)、自分自身も楽しんで演じていければと考えています。 菜々緒さんはパーフェクトウーマンのイメージがあります。現場でも《仕事できるオーラ》が漂っています。そんな菜々緒さんが、無能を体現される…。「もしかして、菜々緒さんってこういう側面もあるのかな?」と、役とプライベートな部分のギャップも楽しみです。みんなで「どうやったら面白くなるか」を考えて、素敵な雰囲気のチームができあがっていますので、撮影を通して共演者の皆さんのいろいろな魅力をもっと知っていきたいです。 キャラクターそれぞれに悩みがあったり、行き詰まっている部分は、きっと皆さんにも共感していただけると思います。今、悩んでいる方がいらっしゃったら、ぜひ鷹野を見てください(笑) 「これくらいでもいいんだ!」と前向きに明日を迎えられるような、そんなドラマになっていると思っています。 ぜひ、肩の力を抜いてみてください! ■さとうほなみ(鵜飼朱音役) 原作、そして、台本を読ませていただいた時に「あぁ、このチームは全力でふざける気だ(笑)」とワクワクしました。ですので私も、そこに全力で乗っかりたいと思っています。 鵜飼は社内で一人CIAと呼ばれ、社内のことはすべて知っておきたい人なんです。やるからには、トップに立ちたいという欲が強く、しかし、真っすぐで律儀で、曲がったことが嫌いなんだなという印象を抱きました。目的のためなら手段を選ばない、猪突猛進タイプでもあります。一生懸命すぎですが、憎めないような、そんなキャラになればいいなと思っています。 まだ1日しか撮影していないのですが、すでに鷹野が可愛くて仕方ありません(笑)。無能さの裏に何か絶対にある、ただできないだけなわけがないと思わせるんです。きっと、菜々緒さんが出す無邪気さ、超絶にカッコいい見た目とのギャップが、鷹野の可愛さにつながっているのでしょうね。本当にキュンとしています。塩野さんをはじめ、他の共演者の方々のことも、これからお芝居を重ねて深く知っていきたいですね。 撮影1日にして、すでにチームができあがっている気がしていますので、きっと面白い方向に転がっていくのだろうなと期待があります。コメディタッチのなかにいろんな《あるある》も入ってきて、すごく奥が深いお話になりそうですね。ぜひ、《がんばりやさんを膝カックンするドラマ》を楽しみにしていてください! ■高橋克実(朱雀又一郎役) まず、『無能の鷹』というタイトルから面白く、惹かれました。原作を拝見させていただき、そして台本を読んだのですが、今回、僕が演じる朱雀という部長…「当て書きですか?」というほど僕にそっくりで、久しぶりに台本で声を出して笑いました。 今の世の中にとってもマッチしているドラマですよね。昔と違い、常識にとらわれず、各々が持っている《良いもの》や突出した個性を重視していいと思うんです。例えば声が大きいとか、とにかく元気!とか。世の中はそれを肯定していく、良い流れになってきていますが、その中で朱雀も、いろいろな場面に出会い、刺激を受けて変わっていく…僕もそうですが、歳をとっても、変わっていく必要ってありますよね。だからこそ、僕ら世代、若い世代、それぞれがいろいろなことを感じられる作品だと思います。 菜々緒さんはとにかく顔が小さい(笑)。今回、初共演ですが普段はとても接しやすい方なんです。お芝居をしていても自然体で、すぐに上司と部下の関係性になれました。これから撮影は進んでいきますが、居酒屋のシーンが楽しいらしいんです。でも、朱雀はその場にはいない…。ぜひ、僕も混ぜてほしい(笑)。いつか、ご一緒できればいいですね。 ひとくくりにコメディではなく、とても深い作品だと思っています。ぜひご家族で視聴していただき、幅広い世代に楽しんでほしいです。