菜々緒主演新ドラマ『無能の鷹』、塩野瑛久、井浦新、工藤阿須加ら共演キャスト解禁
<コメント全文>
■塩野瑛久(鶸田道人役) 今回のお話をいただいた時「早く現場に入りたい」という気持ちでいっぱいでした。それくらいワクワクしましたし、楽しみにしていました。僕が演じる鶸田という人物は、ストレスや緊張を抱えるとすぐにお腹が痛くなっちゃったりするタイプで、家ではストレス発散のためにひたすらコロッケを揚げるという一面があります。頼りなく、周りから下に見られることもありますが、実は仕事のスキルは高いんです。演技では、弱々しい雰囲気を意識しつつ、それだけでは終わらない側面も出せればなと思っています。視聴者の皆さんは鶸田の目線で物語を追う方が多いと思うので、常識的な部分を持ちながら、心穏やかに、フラットに無理せずをモットーに演じていきたいです。 現代を生きている方たちすべてが、鷹野のマインドになれば幸せかなとは思いますが、きっと、鶸田みたいに「分かっているけど簡単にはできないよ」と考える方もたくさんいると思います。吸収できそうなことだけでも、何かを感じ取っていただきたいと思いつつ…そこまで構えてみなくてもいいドラマでありたいな、とも(笑)。貴島プロデューサーがおっしゃっていた《膝カックンされるような作品》になって、誰かの心がちょっとでも救われたらいいなと思っています。 現場の雰囲気も良く、日々楽しく撮影させていただいています。現場では「今回のキャストスタッフは《良い人審査》で選ばれた人ばかりなの?」と話題になっています(笑) 菜々緒さんは率先して現場を明るくしてくださっていて、何気ない日常の会話も屈託なく話してくださいます。新さんは、大河ドラマ「光る君へ」で共演させていただいた際、途中参加の僕に真っ先に声をかけてくださったことが、今でも忘れられません。工藤さんやさとうさんとも、アニメやバラエティ番組の話などで盛り上がりましたし、克実さんはアドリブ演技で現場を温めてくださっています。共演者が本当に良い人たちばかりで、コミュニケーションをたくさんとりながら、皆さんのもとに届く瞬間を楽しみに撮影を進めていきたいです。 今作で大笑いできる人もいれば、憧れの気持ちで観る方、いろいろな見方ができる作品だと思います。鶸田は一種のストーリーテラー。その鶸田の弱い部分、前に出られない部分に共感してくださる方がいればうれしいです。ぜひ、応援してください! ■井浦新(鳩山樹役) 今回のお話をいただき、菜々緒さんはじめ、初共演の方が多く、新たな才能に触れ、たくさんの刺激を感じています。また、塩野くん、阿須加くんとは、以前とはまた違った環境、世界観の中で再びお芝居ができることを楽しみにしています。 はじめに原作を読ませていただいて、鷹野のような生き方ができれば幸せだなと思いましたし、僕と同じような感想を持たれる方もたくさんいるのだろうなと感じました。がんばっている人が、さらにがんばらないと残っていけない世の中。自分のペースを崩さず、しかしあきらめないで戦っていく鷹野の姿は、クスっと笑えながらも、観る人に勇気を与えていくと思います。 そんな鷹野を演じられる菜々緒さんですが、実は、僕の好きな屋久島に行くと現地の方たちから「菜々緒さんがよく来てくださっている」という話を伺っていて。“屋久島を好きな人に悪い人はいない”というのが僕の持論ですが、実際に菜々緒さんに初めてお会いした時、人間としての幅の広さを感じて、そのイメージがピタッとハマりました。ご一緒する皆さんの魅力に触れて、たくさんお話しをさせていただくことに今からワクワクしています。 がんばっている方、がんばることが苦手な方、どの視点から観ても楽しめるドラマになると思いますし、今の世の中に一石を投じる作品になると思います。一生懸命生きている皆さんがひと息つけて、「鷹野みたいにマイウェイでいいんだ!」と感じてもらえたら…お楽しみに。