カスタードクリームを詰める「ちいかわパン」

　漫画「ちいかわ」のパン店「ちいかわベーカリー」が10月29日、「東急プラザ表参道『オモカド』」（渋谷区神宮前4）3階にオープンする。経営はCLホールディングスの子会社エルティーアール（港区）（シブヤ経済新聞） 【写真】作中に登場する「郎」で提供されるラーメンをイメージするパン 　同作は、イラストレーターのナガノさんが2020年からX（旧ツイッター）で投稿している漫画。「ちょっぴり」泣き虫だけど優しい性格の「ちいかわ」や友達の「ハチワレ」「うさぎ」など動物をモチーフにした2等身のキャラクターたちが繰り広げる日常をシュールかつシビアに描いている。単行本の発売やグッズ化、アニメ化されるなど人気を博し、7月に発表された「日本キャラクター大賞」でグランプリも受賞した。 　店舗面積は61.22坪。「柔らかな」ピンクをベースにする店舗は、エントランスはちいかわの顔型に仕上げ、店内にはピンクの煙突をあしらうかまどのオブジェを設置。同店のために描き下ろしたイラストを随所にあしらう。 　パンは、ベーカリー2店舗を手がける澤田淳一さん指導の下、作り上げる。カスタードクリームを詰める「ちいかわパン」、チョコレートクリームを詰める「ハチワレパン」、キャラメルクリームを詰める「うさぎパン」といったキャラクターの顔をかたどったパン、ちいかわの顔型のクッキーとカスタードクリームをサンドする「ちいかわソフトフランス」、ラッコの顔型のクッキーとチョコレートクリームをサンドする「ラッコソフトフランス」などのフランスパン、古本屋の顔型のクッキーとストロベリーチョコレートでデコレーションするカスタードクリーム入りの「古本屋コロネ」などのコロネ（各540円）、蜂蜜と生クリームを練り込むちいかわの顔型の食パン（900円）など。 　ちいかわの顔を模したバンズに牛肉コロッケとチェダーチーズを挟む「ちいかわコロッケバーガー」（590円）や、作中に登場するラーメン店「郎」で提供するラーメンをイメージする「郎パン」（2,200円）などの食事系パンもラインアップ。 　アーモンドプラリネや蜂蜜を使うカブトムシの顔をかたどるワッフル（450円）、ちいかわ・ハチワレ・うさぎの顔型のフィナンシェ（990円）、作中に登場する「シュワ」をイメージしたドリンク（みかん・りんご、各300円）なども提供する。 　トレー（1,980円）や素焼きコースター（1,100円）、木ぶたつきのタンブラー（3,520円）、マグカップ（2,090円）、ランチョンマット（2,530円）、パンのような色味のキャラクターの顔型のマスコット（1,320円）やポーチ（1,760円）など、ベーカリーオリジナルグッズも販売する。 　営業時間は11時～20時。10月8日～14日（23時59分）に、同29日～11月30日分の予約（抽選）を受け付けている。