災害用伝言ダイヤル・公衆電話の使い方を小学生が学ぶ
九州朝日放送
災害発生時に優先的につながる「公衆電話」や、安否情報などを録音・再生できる「災害用伝言ダイヤル」の使い方を小学生たちが学びました。 「1・7・1こちらは災害用伝言ダイヤルセンターです」 佐賀県伊万里市の大坪小学校の6年生たちが使い方を学んだのは、1・7・1でつながる「災害用伝言ダイヤル」です。 子どもたちは、「1・7・1」をプッシュした後、録音する際は「1」を押して電話番号をダイヤルし、メッセージを残していました。 一方で、「災害用伝言ダイヤル」をかける際に、実際に使うことになる「公衆電話」ですが…。 小学6年生の前原祐太くんは「(使ったことは)なかったです」小学6年生の吉永芽依さんは「生まれる前に東日本大震災とか聞いたことはあるけど、体験したことはないので分からない」と話します。 災害発生時に携帯電話よりも優先的につながる「公衆電話」の使い方もあわせて学んでいました。 学んだあと、前原さんは「きょう習った公衆電話とかでやる。171を使ってからします」吉永さんは「みんなの安全も気になるのできょう学べて良かった。家族の安否とかを確認してみたい」と感想を述べていました。 被災地に住む人との緊急の連絡手段になる「災害用伝言ダイヤル」。 1月の能登半島地震では、発生後およそ半年間で20万件以上の録音が残されるなど活躍しました。
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