<2020センバツ交流試合>昨夏決勝の熱戦再び 履正社・星稜の投手陣攻略がカギ 交流試合見どころ第4日
出場32校の主将をオンラインでつなぎ、8日行われた2020年甲子園高校野球交流試合の組み合わせ抽選会で、昨夏の甲子園決勝と同じ履正社(大阪)と星稜(石川)など好カードが次々と決まった。 【組み合わせ抽選会のタイムライン】 第4日(左が一塁側) ▽第1試合(10時) 履正社(大阪)―星稜(石川) ▽第2試合(12時40分) 磐城(福島)―国士舘(東京) ▽第3試合(15時20分) 仙台育英(宮城)―倉敷商(岡山) 決勝で対決した昨夏は履正社、昨春は星稜に軍配が上がった。両チームとも強力打線が強みだ。履正社は勝負強い中軸の小深田、関本を中心に切れ目がない。星稜は昨夏の甲子園でも中軸を務めた知田、内山が打線をけん引する。ともに駒がそろう投手陣をどう打ち崩すか。 第3試合は、ともに足を使った攻撃が持ち味。仙台育英は入江や笹倉ら長打力のある打者がそろい、得点力が高い。倉敷商は攻撃的な2番・原田を中心に、つなぐ打線で接戦に持ち込みたい。 磐城と国士舘は好投手対決。国士舘はエース右腕・中西が長身から投げ下ろすシンカーを武器に打たせて取る。磐城のエース右腕・沖はマウンド度胸もあり、直球とキレのあるスライダーで粘り強く投げる。