ラツィオ会長、“将来の要”となった鎌田大地を慰留「残留を決断すべき」 | セリエA
ラツィオのクラウディオ・ロティート会長が、MF鎌田大地を慰留している。イタリア紙『イル・メッサッジェーロ』が伝えた。 2023年夏にフランクフルトを退団し、ラツィオの加入した鎌田。マウリツィオ・サッリ前監督下では開幕当初こそ重用されていたものの、徐々に序列が低下していた。 しかし、3月末にサッリ監督が退任し、イゴール・トゥドール現監督が就任。すると以降はリーグ戦全試合で出場するなど、再び存在感を増している。 そんな鎌田だが、ラツィオとの現行契約は2024年夏まで。契約オプションは選手側が行使権を持つとされているが、現時点で発動の意思は無く、移籍に向かうとの見方も強い。それでも、ロティート会長は以下のように慰留の意思を明確にした。 「監督が鎌田をチームに巻き込み、将来の要へと変貌させた。これから彼は残留を決断すべきだ」 出場機会を得たことがきっかけでパフォーマンスを向上させ、再び注目を浴びるようになった鎌田。2023年夏同様に、2024年夏の移籍市場でも動向が注目を集めることになりそうだ。