最上級のSnow Man 、火あり水ありのダイナミックな演出で35曲披露【初5大ドームツアー東京公演】
「Snow Man」が15日、4枚目オリジナルアルバム「RAYS」を引っ提げた初5大ドームツアーの東京ドーム4日間公演の初日を迎えた。同作は発売3日間でミリオンセールスを突破(オリコン調べ)。名実ともに今最も勢いのあるアイドルグループは、火あり水ありのダイナミックな演出とともに全35曲を披露。大みそかには2年連続で公式YouTubeチャンネルで生配信を行うことも決定しており、来年1月22日のデビュー5周年に弾みを付けた。
ステージは、アルバムタイトルの「RAYS」にちなみ、9つの光線が世界を旅しながらライブパフォーマンスを繰り広げるというコンセプト。メンバー9人が異なる場所から、それぞれ独自の演出で登場するダイナミックなオープニングを飾った。
まずは目黒蓮(27)がメインステージ天井(高さ16メートル)からジップラインで下降してステージへ。向井康二(30)は火柱に包まれながら、阿部亮平(31)はバックステージで四方を噴水に囲まれて登場した。深澤辰哉(32)は小さなトロッコに乗り、渡辺翔太(32)はメインステージの階段に現れファンに向かってウインク。宮舘涼太(31)はスモークに包まれた花道を歩いた。 岩本照(31)がバイクに乗って登場。大歓声の中、花道をド派手に駆け抜けた。そして佐久間大介(32)が勢いよくポップアップしながらメインステージに登場、その上空からラウール(21)がワイヤにつられながら降り立った。 「東京ドーム、騒いでいこうぜ!」。岩本のシャウトを号砲に、モーツァルトの名曲「交響曲第25番 ト短調」をサンプリングしたアルバムリード曲「RAYS」で幕開けし、高さ12メートルまで上がる噴水と約500発の炎も花を添えた。 「ドレス&タキシード」をパフォーマンスする際は、メンバーが5組に分かれて高さ24メートルまで上昇する気球に乗ってパフォーマンス。「ブラザービート」「Grandeur」などの代表曲に加え、4組のユニット曲も織り交ぜ、約2時間45分にわたってファン5万5000人を楽しませた。 ツアーは25~27日の京セラドーム大阪まで全13公演で61万5000人を動員する予定。ラウールは「Snow Manとしてひとつの目標でもあった5大ドームツアーを実現することができて本当にうれしく思います」と夢がかなったことを喜びながら「最高のチームで最高のツアーが実現できていると思います! Snow Manの最上級の勢いを存分に感じていただければ」と自画自賛のコメントで手応えを口にした。 来年1月22日には、シングル「D.D.」でSixTONESと同時デビューしてから5周年を迎える。深澤は「RAYS」になぞらえて「僕たちにとっての最高の光は皆さんなんだと思います。これからも支え合いながら新たな光に向かって突き進んでいきましょう!」と呼びかけた。
中日スポーツ