『“まるで本”の本型アイテム764点 フェイクブック・コレクション』

　書籍『“まるで本”の本型アイテム764点 フェイクブック・コレクション』がグラフィック社より2025年1月に発売される。 【写真】本なのに読めない？　唯一無二の秘蔵アイテムを収録！ 　ブリキのビスケット缶、嗅ぎタバコ入れ、オルゴールから裁縫箱までーー。本書ではヨーロッパのアンティーク、ヴィンテージを中心に、蚤の市やアンティークフェア、オークションで収集された、本型アイテムのコレクション約760点を、写真と詳細なキャプションによって紹介。 　本書で紹介するアイテムは、時代も産地も色もスタイルも千差万別でありながら、フェイクという点で共通している。図書館や収集文化に関する展示や研究といった分野においても、一挙に見れるフェイクブックはとても貴重。フィジカルなオブジェとしての本の魅力を堪能したい方、愛書家はもちろん、アートファン、かわいい雑貨好きにおすすめの書籍だ。 ■著者プロフィール アルミン・ミュラー 1948年、スイスのヴィンタートゥール生まれ。専門学校で製本装幀技術を習得。市内で製本工・額装師として働いた後、チューリッヒ中央図書館に勤務。2012年まで製本・修繕部部長を務める。1971年と1975年、スイス南部のセントロ・デル・ベル・リブロ・アスコナで開催されたポール・ボネ賞・国際製本コンクールで銅賞受賞。バイエルン州立図書館の修復研究所で書籍・写本の修復技術を、ベルンの紙修復研究会で紙と書籍の修復技術をさらに深めてきた。ヴィンタートゥール在住。