イングランド次期指揮官は誰に 「圧倒的有力候補」とされるのはプレミアクラブ監督
クラブは手放したがらないか
EURO2024でイングランド代表は準優勝に終わった。これで2大会連続の準優勝となったが、ガレス・サウスゲイト監督の退任が発表された。 次期監督の座に誰がつくのか、おおいに注目を集めるところだ。メディアでご意見番となっている元リヴァプールDFジェイミー・キャラガー氏は、現ニューカッスル指揮官エディ・ハウこそが「圧倒的な有力候補」だと主張している。『Telegraph』紙の自身のコラムで語った。 キャラガー氏はハウに監督としての実績があり、ボーンマスやニューカッスルで素晴らしい仕事をしているとし「彼のチームは前線で攻撃的なサッカーを展開する。サウスゲイト監督と同様にメディア対応でも頼れる人物であり、この国にとって素晴らしい大使となるだろう」と綴った。 ハウ監督はボーンマスのユースコーチから正式に2009年に監督に就任すると、その手腕を発揮。チームをリーグ1昇格に導く。バーンリー指揮官を経て再び就任したボーンマスで14-15シーズンにプレミアリーグ昇格を果たすと、5シーズンにわたってプレミアリーグで戦った。2021年秋にはニューカッスルの指揮官に就任し、順調にキャリアを築いている46歳だ。 キャラガー氏は「すべての条件は満たされている」としているが、最大の問題としてハウがニューカッスルを離れたがらない可能性を挙げている。『Daily Mail』によればニューカッスルの首脳陣は、イングランド代表がハウの就任を望むなら引き止めるために戦うという。ニューカッスルとしても大資本を背景としたチーム改革プロジェクトの重要人物としてハウを招聘しており、そう簡単に手放すつもりはないようだ。
構成/ザ・ワールド編集部