オダギリジョー監督「オリバーな犬」映画化&25年秋公開 シュールなビジュアル公開
2021年にNHKで放送されたオダギリジョー脚本・演出・編集・出演によるドラマ「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」が映画化されることが26日、明らかになった。脚本・監督・編集をオダギリが務め、警察犬オリバー役も続投。『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』のタイトルで2025年秋に公開される。あわせて、オリバーが光るドアの前に佇むビジュアルが公開された。 ドラマシーズン2、衝撃の最終話 テレビドラマ「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」は、鑑識課警察犬係のハンドラー・青葉一平が、相棒の警察犬オリバーと共に不可解な事件の数々に挑んでいく物語。彼らが巻き込まれた、ヤクザと半グレの抗争事件。そこに、11年前に行方不明になった少女の謎が絡み合う。シェパード犬のオリバーが主人公と視聴者にだけ、犬の着ぐるみ姿の「おじさん」に見えるというシュールな世界観や、池松壮亮、永瀬正敏、麻生久美子、本田翼、岡山天音、玉城ティナ、くっきー!(野性爆弾)、永山瑛太、國村隼、松重豊、柄本明、橋爪功、佐藤浩市ら大人数の豪華キャストが反響を呼び、翌年2022年にシーズン2が放送。計5エピソードが放送されている。
映画版のキャストやストーリーは発表されておらず、オダギリ監督は映画化に「僕はどちらかというと、変なところにあるドアは開けたくなっちゃいますし、何でこんな場所に…というスイッチは押してしまいます。テレビシリーズ「オリバーな犬、(Gosh!!) このヤロウ」も、閉まりつつあるテレビドラマのドアを少しこじ開けてみよう…そんな気持ちで挑んだ作品でした。オリジナル脚本の実写映画は希少種になってしまっている今、あなたはこのドアの向こうに何を見るでしょうか。その景色が輝いているものであれば、幸いです」とコメントを寄せている。
撮影は今年3月から5月にかけて行われ、すでにクランクアップしており、現在絶賛編集中。(編集部・石井百合子)