『負けヒロインが多すぎる!』原作が“超特大重版“決定 アニメ起爆剤に「電子販売25倍超え」レーベルでも最高記録
ガガガ文庫より刊行中のライトノベル作品『負けヒロインが多すぎる!』について、同作書籍の重版が決定。その規模が「超特大」であることも明らかになっており、作品ファンを中心に注目を集めている。 【関連】原作サイドもかなりの驚き「超特大」での重版決定を伝えるイラスト投稿 『負けヒロインが多すぎる!』(略称“マケイン”)は、小学館「ガガガ文庫」より刊行中の雨森たきび×いみぎむる によるライトノベル。第15回小学館ライトノベル大賞《ガガガ賞》を受賞したほか、「マンガワン」(小学館)にてコミカライズも連載中。 想い人の恋人の座を勝ち取れなかった女の子「負けヒロイン」たちに絡まれる、新感覚・はちゃめちゃ敗走系青春ストーリーが展開される本作、2024年7月にはテレビアニメ化も果たすとまたたく間にアニメファンの間で話題に。個性豊かな負けヒロインたちが繰り広げる青春ストーリーが人気を博した。 そんな同作、アニメで初めて作品を知った多くのファンが原作を買い求めているようで、アニメ放送中に複数回の「緊急重版」を行うも、需要に追いつけず店舗やネット通販の一部では品切れも発生。そうした状況を受けてか、この度既刊7巻分+SSSの「超特大」重版が決定した。 さらに、電子書籍販売も同様に好調だといい、原作公式Xによれば「8月の電子売上も出たのですが…既刊、いずれも6月比25倍超です」「ガガガ全体売上の82%をマケインが占め、電書としてガガガ史上最大の月間売上を達成しました」のだそう。 昨日にはアニメキャストが出演する特別番組が行われたり、舞台となった豊橋市の自治体と積極的にコラボしたりと、メディアミックス、多面的な展開が行われている。
オタク総研編集部