豊川悦司、木村佳乃を絶賛「俳優としての厚みがものすごくて」
俳優の豊川悦司と女優の木村佳乃が9月10日、都内で行われた「No Activity」シーズン2スペシャル・トークイベントに共演の中村倫也、清野菜名、白石麻衣、岡部大(ハナコ)、清水尋也、脚本のじろう(シソンヌ)と共に出席。豊川が木村を絶賛する場面があった。 【写真】木村佳乃、おしゃれな黒のワンピースで登場 ■「No Activity」シーズン2 「No Activity」シーズン2は、まったく仕事をしないベテラン刑事の時田信吾(豊川)と、その相棒の人たらしな若手刑事の椎名遊(中村)のコンビが、ありえないような騒動を次々と巻き起こすコメディドラマ。 主人公の時田と相棒の椎名に加え、警視庁無線連絡室から2人に指示を出す自己中でパワハラ気質の里美美里(木村)、その部下でキレたらヤバい大平阿漓羅(清野)など、おなじみのメンバーはもちろん、時田お気に入りの売れない不思議ちゃんシンガーソング ライター 柊冬花(白石)、無線連絡室の美里や、配属先の阿漓羅の部署のお姉様方にもみくちゃにされる新人・四角公記(岡部)、そして時田達が追うヤクザ「折原組」の親分・折原忠人(高橋克典)とその子分・蓮(清水)、といった個性豊かな新キャストも加わりシーズン2を盛り上げる。 ■木村佳乃、本作は「ストレス解消になる作品」 木村は自身が演じた役について「自己中心的で嘘つきで、ものすごいパワハラ気味で、人の幸せが大嫌いで、本当に嫌な奴」と説明した上で「でもシーズン1のときにじろうさんにはっきりと『当て書きです』と言われまして。シーズン2はもっと嫌な奴になっていて、ちょっと複雑な気もいたしますが(笑)、書いてある通りに今回も思いっきり演じさせていただきました」とコメント。 この作品が大好きだと言い「読んで自分で演じて知っているんですけど、見るとついつい大笑いしてしまって。すごくスカッとストレス解消になる作品だと思います」とアピールした。 ■豊川悦司、里美美里は「絶対に木村佳乃じゃなければできなかった」 また、自分で演じた役以外で演じてみたいキャラクターを発表する場面では、木村が演じた里美美里が大人気。豊川も里美の名前を挙げ「木村佳乃さんとは本当に若い時から何回も共演させていただいていて。恋人や夫婦の役もありましたけど、近年の木村佳乃さんはすごく円熟味を増した」と語り「たぶん『イッテQ!』(バラエティー番『世界の果てまでイッテQ!』)で相撲をとったあたりからだいぶ変わられてきたんじゃないかなと。あのへんから俳優としての厚みがものすごくて、今回の里美美里は絶対に木村佳乃じゃなければできなかったと思います」と木村の“女優魂”を絶賛した。 清野も里美の名前を挙げ「本当に里美美里さんは木村佳乃さんにしかできないと思っている」と語り「現場で見させていただいて、自由奔放さというか、思ったことをすぐ発言するその自由さが大好きだったので、演じられるかと言われると難しいですけど、一番大ファンということで」と説明。じろうも里美だと言い「木村さんの演じ方なのかもしれないんですけど、見てて気持ちよさそう。スカッとしそうだなって」と打ち明けた。 「No Activity」シーズン2は、Prime Videoにて9月13日(金)より全6話一挙独占配信開始。 ◆取材・文=山田果奈映