2着に納得の表情の清水裕友

　清水裕友（2着）「中団を取ったラインの後ろからと思っていた。関東が粘ったので、脇本さんが行くと思って準備していた。力不足の感じはある。今日のレースに関しては、ほかに何かできたことはない。やることをやった。あー楽しかった」

3着にも明るい表情を見せる脇本雄太

　脇本雄太（3着）「理想は中団だった。古性君がうまくやってくれた。赤板で踏み合ったので、どこかで仕掛けようと思った。夢中で駆けて、後ろのことは分からなかったが、古性君を信頼していた。古性君と納得できるレースができた。でも仕掛けは予想より半周早かった」

近畿勢にレースを支配されて悔しがる郡司浩平

　郡司浩平（4着）「援護できずに申し訳ない。北井さんは赤板で出切って、そこで緩めたので脇本さんにしてやられた。読みが甘かった。悔しい思いは来年の平塚GPで晴らしたい」

単騎戦で5着だった新山響平

　新山響平（5着）「脇本さんが仕掛けるのは見えたけど、郡司さんに張られてきつかった。4番手に入ったが、脚を消耗していてバックで反応できなかった。来年はラインで戦いたい」

6着に敗れながらも優しい口調で記者に対応する岩本俊介

　岩本俊介（6着）「粘られるというのは想定していた。さばかれて悔しかったけど、最後まで諦めずに走れた。応援してくれたみんなの力だった」

時折涙ぐみながら悔しそうな表情を浮かべる眞杉匠

　眞杉匠（7着）「前を取らされた。南関がもっと飛ばすと思っていた。北井さんを突っ張ったところでやめないと思ったので出したが、引くに引けなくなって、脇本さんが来ちゃうなというところで来ちゃった。何もしていない」

展開が向かなかった14回目のグランプリを振り返る平原康多

　平原康多（8着）「飛び付く作戦ではなかった。北井君が出してもいいというペースで踏んだのが意外だった。眞杉が仕掛けるかと思ったが、掛かり過ぎていた。自分は力不足でした」

レースのVTRを見ながら戦いを振り返る北井佑季

　北井佑季（9着）「想定していた並びのひとつだった。脇本さんを突っ張れれば突っ張りたかった。出られたのなら位置を取りたかった。これが今の実力。悔しいレースでした」