初代門司駅関連遺構 北九州市が取り壊しに向け造成工事に着手
九州朝日放送
初代門司駅の関連遺構が見つかった複合公共施設の建設予定地で、北九州市は15日、造成工事に着手しました。 「遺構が見つかったのはこの奥に。そしてきょうはこちらで、現地事務所を建てるということです」 新しい複合公共施設の造成工事は、15日午前9時すぎから始まりました。 予定地では、初代門司駅の関連遺構が見つかり、現地保存を求める声が上がっていますが、市は記録保存するための発掘調査を行い、13日に終えました。 計画では、約5400平方メートルの敷地に仮囲いを設置し、早ければ今月中にも遺構を取り壊す工事を始める予定です。 一方で、市は、遺構を一部移築する案の検討も続けていて、取り壊す前に改めて方針を明らかにするとしています。
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