【MLB】ツインズが23歳のカルタヤを獲得 ドジャースからDFAの元有望株 マイナー右腕とのトレード
ドジャースからDFAとなった元有望株を他球団が見逃すことはなかった。日本時間1月10日、ツインズはマイナー右腕ホセ・バスケスとのトレードでドジャースからディエゴ・カルタヤを獲得したことを発表。トレードでカルタヤの獲得を希望する球団が現れず、ウエーバーも通過した場合、ドジャースはロースター40人枠外のマイナーリーガーとしてカルタヤをキープすることも可能だったが、カルタヤのポテンシャルに賭けたツインズが20歳のバスケスとのトレードで元有望株を手に入れた。 【特集】2024年オフシーズンの移籍情報まとめ 現在23歳のカルタヤはベネズエラ出身の強打の捕手。2018年7月にドジャースと契約を結び、2022年にはマイナーA級とA+級の合計95試合で22本塁打、出塁率.389、OPS.892という好成績を残したため、2023年シーズンの開幕前には米公式サイト「MLB.com」のプロスペクト・ランキングで全体14位という高評価を受けていた。 しかし、2023年にマイナーAA級の93試合で打率.189、19本塁打、OPS.657に終わると、AA級とAAA級でプレーした昨季も合計95試合で打率.221、11本塁打、OPS.686と低迷。一気に評価を落とし、ドジャースにはウィル・スミス、オースティン・バーンズ、ハンター・フェデュシアのほか、有望株ドルトン・ラッシングもいるため、金慧成(キム・ヘソン)の加入に伴ってDFAとなっていた。新天地ツインズでの復調、そして才能開花が期待される。 ドジャースが獲得したバスケスはドミニカ共和国出身の20歳の右腕。2022年12月にツインズと契約し、プロ2年目のシーズンとなった昨季はドミニカ共和国のサマーリーグで11試合(うち3先発)に登板。30回2/3を投げて4勝0敗、防御率4.99、45奪三振を記録した。現時点ではそれほど期待値の大きい選手ではないものの、育成力に定評のあるドジャースのマイナー組織で今後どんな成長を見せるか楽しみだ。