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アメリカメジャーリーグ、ドジャースの大谷翔平選手は日本時間15日、アメリカ・ラスベガスで行われている「オールMLBアワーズショー」で、リーグ最優秀打者を選ぶ「ハンク・アーロン賞」を受賞した。2年連続2度目の受賞。 【画像】打って走ってフルに活躍した大谷翔平選手の今シーズンの様子を画像で振り返る ◆大谷選手は4冠獲得 大谷は同日これに先立ち、最も活躍した指名打者（DH）に贈られる「エドガー・マルティネス賞」を受賞し、「オールMLBチーム」ファーストチームの指名打者にも選ばれた。「エドガー・マルティネス賞」の受賞は史上2人目となる4年連続4度目。 更には、史上2人目となる両リーグでのMVPも確実視されている。 「オールMLBチーム」は2019年に創設された表彰で、ファンと専門家の投票で、アメリカン、ナショナル両リーグの区別なく、ファースト、セカンドチームを選出するもの。 左肩を手術した大谷選手は、会場での出席は見送っている。 大谷選手は日本時間13日に、監督・コーチの投票でポジション別に最も活躍したバッターに贈られる「シルバースラッガー賞」の指名打者部門で2年連続3度目の受賞も果たしている。移籍したためナ・リーグでは初受賞となる。2年連続3度目の栄冠は、イチローさんに並ぶ日本選手最多記録。 「シルバースラッガー賞」と15日の3つの受賞を合わせ、大谷選手は4冠獲得となった。 なお、大谷選手のチームメイト、ムーキー・ベッツ選手（ユーティリティー部門）やテオスカー・ヘルナンデス選手（外野手部門）も受賞しており、ドジャースの選手が同時に3人選出されたのは史上初で、チーム部門でもドジャースが選ばれている。 大谷選手は国内でも、プロ野球の発展に大きく貢献した野球人に贈られる「正力松太郎賞」特別賞を受賞し「うれしく思います」などとコメントした。大谷選手の「正力松太郎賞」特別賞受賞は、2年連続3度目。 今後のスケジュールとしては22日に「MVP」の発表があり、大谷が選ばれれば2年連続3度目となり、移籍して両リーグで獲得すると史上2人目、指名打者としては史上初となる。 最大の焦点は、3度目の「満票」受賞なるかだ。 2年連続の5冠が確実視されるなど、「賞レース」も受賞ラッシュが期待され、まさに“賞タイム（ショータイム）”となりそうだ。 ◆カブス・今永投手は「オールMLBチーム」のセカンドチームの投手に! また、「オールMLBチーム」のセカンドチームのピッチャーに、メジャー1年目で今季15勝をマークしたシカゴ・カブスの今永昇太投手が選ばれた。 今永投手はこの日、ラスベガスで行われた「オールMLBアワードショー」に黒のスーツ姿で出席し、カブスの勝利ソング「ゴー・カブス・ゴー」を、拳をあげて熱唱した。