リヴァプールDFアーノルドが2000個の支援物資を寄付 生まれ故郷のホームレス問題解決に尽力
リヴァプールに所属するイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドは、リヴァプールに住むホームレスの人たちを支援するため、物資の入ったパッケージ2000個を寄付した。11日、イギリスメディア『The Athletic』が伝えている。 月曜日、リヴァプールのホワイトチャペルセンターの職員とボランティアに会うため施設を訪れたアーノルド。スティーブ・ロザラム市長に自身がどのように支援に関わることができるか、事前にコンタクトを取った上での訪問だった。 リヴァプールの地方紙『リヴァプール・エコー』の取材に応じたアーノルドは、故郷の街が抱える問題について危機感を募らせた。 「この問題はますます深刻になってきている。この街の人たち、自分に近い人たちにも大きな影響を与えている。この街の抱える大きな問題だが、このような施設は解決に向けて一生懸命努力している」 ホワイトチャペルセンターはリヴァプールでホームレスの人たちを支援する最も大きなチャリティー団体のひとつ。リヴァプールでは直近の12カ月、路上生活者の数が急激に増加している。 ロザラム市長は問題の解決に向けて、アーノルドのように影響力のある人物が活動に参加する重要性を強調した。 「トレントのようにこの活動に参加してくれて、世間の注目を集め、人々が何ができるかを考えるきっかけを作ってくれる人物がいることは本当に素晴らしい」
SPOTV NEWS