「緊急の治療を要する」市川由紀乃、卵巣腫瘍の疑いで活動休止 出演予定の明治座公演も降板に
歌手・市川由紀乃(48)が、卵巣腫瘍の疑いがあるとして、治療に専念するため芸能活動を休止することが7日、所属事務所の公式サイトなどを通じて発表された。 所属事務所によると、市川はこれまで人間ドックなどの精密検査を受けたことがなかったが、先輩歌手の勧めで5月下旬に検査を受診。そこで一部数値に異常が確認され、今月3日に精細検査を行ったところ、腫瘍が発覚した。公式サイトは「緊急の治療を要するという医師の判断もあり、当面の間活動を休止し治療に専念することとなりました」とつづった。過去に市川は燃え尽き症候群のため、2002年4月から約5年間、活動を休止したことがある。 今後は入院し、手術を受ける。復帰の時期に関して事務所は「本人の体調をみながら医師と相談の上決定し、お知らせいたします」とした。市川も復帰に意欲を燃やしているという。 公演や番組の出演は中止。出演予定だった東京・明治座の「松平健 芸能生活50周年記念公演」(7月6~31日)も降板する。明治座はこの日、市川の代役を北翔海莉、音波みのりがダブルキャストで務めると発表した。 ◆市川 由紀乃(いちかわ・ゆきの)1976年1月8日、さいたま市生まれ。48歳。93年8月に「おんなの祭り」でデビュー。2016、17年にNHK紅白歌合戦に出場。19年、日本レコード大賞最優秀歌唱賞を受賞。
報知新聞社