【宮世琉弥】家族から学んだ「イケメンの定義」とは?
抜群のビジュアルと表現力で支持率が急増中の宮世琉弥さん。公開中の主演映画『恋わずらいのエリー』では、妄想が大好きなヒロインを翻弄するウラオモテ王子を演じています。今回のインタビューでは、恋愛観について、根掘り葉掘り聞いてみました。 〈インタビュー画像〉宮世琉弥の「理想の女性」は?
──オミくんが少しずつエリーに惹かれていく気持ちは理解できましたか? そして宮世さん自身の「理想の女性像」についても教えてください。
宮世「オミくんが心の奥底で抱いていた『本当の自分を分かってほしい』という気持ちは分かりますし、彼がエリーに惹かれていく理由にも共感できました。僕も今日のような取材で『理想の女性像は?』と聞いていただくことが多いのですが、ずっと前から『相手の立場になって考えることができる人』と答えてきました。自分を受け入れてもらうことばかり考えるのではなく、ちゃんと相手のことも受け入れる人が素敵だと思います。僕自身も、そういう人間でありたいなと」
──「相手の立場になって考える」は“イケメン”の必須能力かもしれませんね。
宮世「そうですね。僕としては、自分の我を出さず、女性に対して『一歩引ける男』がイケメンだと思います。それを3人の妹たちから教わりました。振り返ると昔はいつも喧嘩していて、僕は一般論を持ち出して説き伏せようとしていたのですが、そんなの女の子には通用しなくて(笑)。自分の主張を押しつけるのではなく、ちゃんと相手の気持ちを汲み取って、歩み寄る姿勢を見せたほうが平和を保てるんですよね。そういう考え方に切り替えてからは喧嘩をしなくなりました」
──「我ながらイケメンだったな」と思う最近のエピソードはありますか?
宮世「家族でハリーポッター展に行った際に、妹が欲しがったグッズを全部買ってあげました(笑)。僕がこのお仕事をしている影響で日頃から家族には気をつかわせてしまっている場面が多いはずなので、できる限り恩を返していきたくて……」
■プロフィール
みやせ りゅうび○2004年1月22日生まれ、宮城県出身。2019年俳優デビュー。ドラマ『恋する母たち』、『君の花になる』などで注目を集める。4月10日にアルバム『PLAYLIST』でのメジャーデビューを控えるなどアーティストとしても活躍中。4月9日スタートのTBS火曜ドラマ『くるり~誰が私と恋をした?~』に板垣律役で出演する。 撮影/榊原裕一 ヘアメイク/時田ユースケ(ECLAT) スタイリング/ホカリキュウ デザイン/mashroom design 取材・文/浅原聡 Edited by VOCE編集部
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