2010年11月、婚約発表時のウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃。Photography : PA Photos/ABACA

今でこそ英国王室メンバーのなかでも抜群の人気を誇るキャサリン皇太子妃だが、王室入りに怖気付いていた時期もある。それでも2010年11月の婚約発表時にはけなげにふるまっていたことが今、改めて注目されている。 【動画】初々しい記者会見から3児の母、そして未来の国母に…！美しすぎるキャサリン皇太子妃の歩みを振り返る

もうほぼ15年も前のことになる。ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃が婚約発表したのは。この歴史的瞬間の動画が最近、SNSで再浮上している。2010年11月、2人は結婚間近であることを発表し、この時の映像は当時、世界中に拡散された。 この動画には、当時28歳だった未来のプリンセス・オブ・ウェールズが、ロンドンのブランド「イッサ」のブルーのラップドレスに身を包み、完璧なブローヘアで、ジャーナリストの絶え間ない質問に根気よく答える姿が映っている。質問のひとつは、英国王室の一員、ましてや将来の国王と結婚することについてどう思うか、というものだった。 「それはかなり怖い未来ですが、なるべく早く慣れたいと思っています。そしてウィリアムはとても良い先生ですから、きっと手助けしてくれるでしょう」とフラッシュを浴びながら彼女は真摯に答えた。

プリンセス・オブ・ウェールズ

この時の映像は若いふたりの仲良しぶりも見せつける。「ウィリアムと一緒にいられるようになるのが本当に楽しみです」とキャサリン皇太子妃が言うと、「彼女はおだてるのがうまいんだ」と皇太子が付け加え、カメラマンたちの笑いを誘った。 117,000回以上再生されたこの動画は、若きキャサリンがすでに称賛されていたことを示している。「あなたは素晴らしいプリンセス・オブ・ウェールズになるでしょう」と彼女が言われるシーンがある。そして皇太子妃を讃える声はイギリス国民や世界中の人々の間で、年々高まるばかりだ。