なでしこMF藤野あおばがマンチェスター・シティに完全移籍!「更なる成長を遂げられる様、精進してまいります」
「私の人生にとって大きな財産となりました」
日テレ・東京ヴェルディベレーザは8月2日、MF藤野あおばがマンチェスター・シティに完全移籍すると発表した。 【PHOTO】パリ五輪に臨むなでしこジャパン18人とバックアップメンバー4人を一挙紹介! 2021-22シーズンに東京ヴェルディベレーザでプロキャリアをスタートした藤野は、2年目にWEリーグで20試合に出場して11ゴールを記録。昨季も21試合で9得点と活躍した。 また、23年夏に行なわれた女子ワールドカップを戦うなでしこジャパンのメンバーに選出されると、第2戦のコスタリカ戦(2-0)でゴールをマーク。現在開催中のパリ五輪にも参戦し、第1戦のスペイン戦(1-2)では、日本の先制点となる直接FKを叩き込んでいる。 20歳のアタッカーは、クラブの公式サイトを通じて、以下のようにメッセージを発信した。 「セリアスでの3年間、そして、幼い頃から憧れ続けたベレーザでの約3年間、本当にお世話になりました。セリアス、ベレーザで過ごした6年間は毎日が学びに溢れ、常に成長のチャンスをくれる監督やスタッフ、チームメイトのおかげで、サッカー選手としても人としても、大きく成長する事が出来ました。 また、ベレーザに在籍した約3年間掲げていた『リーグタイトル』を目指す中で、良い時も悪い時も変わらず応援し続けてくださったファン・サポーターの皆様の温かさには本当に感謝しております。このような素晴らしい監督、スタッフ、チームメイト、ファン・サポーターの皆様に恵まれたおかげで、ここまで歩むことが出来たと思います。本当にありがとうございました。 海外挑戦は私にとって、決して簡単な決断ではありませんでしたが、応援してくださる方々の期待に少しでも応えられるように『もっと強く、巧くなりたい』と思い、決断した次第です。最後になりますが、ベレーザという歴史あるクラブの一員としてプレー出来た事は、私の人生にとって大きな財産となりました。監督やスタッフ、チームメイト、ファン・サポーターの皆様、スポンサー企業の皆様、ベレーザおよび私に関わってくださった全ての方々に感謝申し上げます。 これからも、日テレ・東京ヴェルディベレーザの誇りを胸に、新しいステージで更なる成長を遂げられる様、精進してまいります」 シティには、なでしこジャパンのチームメイトである長谷川唯が在籍し、今夏にはウェストハムを退団した清水梨紗の加入も決定。日本人トリオの共演に期待したい。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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