来年の干支「巳」カラフルにかわいらしく 竹田市の人形工房で置物の製作進む
大分県竹田市直入町長湯の人形工房かじか(姫野晃司代表)で、来年の干支(えと)「巳(み)」にちなんだ蛇の置物の製作が進んでいる。姫野代表(52)による手作り。とぐろを巻いた様子がかわいらしく、正面には「福」の文字があしらわれた。 置物は高さ約6センチ、幅約5センチ。粘土を乾かして下地に顔料の胡粉(ごふん)を重ね、色を塗る。色は白、赤、緑、紫、黄、黒を用意した。丸みを帯びたもの、縦長のもの、一つ一つ個性がある。「現物を見比べてお気に入りを選んで」と姫野代表。1体1800円(税込み)。同工房で販売する。 蛇は金運のイメージが強い。姫野代表は「来年はお金が回り、経済が発展する1年になれば」と話した。要望に応じて、大きさや色を変更して作るのも可能。問い合わせは同工房(0974-75-3199)。