エンゼルス・大谷翔平選手（写真：USA TODAY Sports/ロイター/アフロ）

◇MLBエンゼルス5-3メッツ(日本時間27日、シティ・フィールド) エンゼルスの大谷翔平選手は、今季8本目の3塁打など“マルチ長打”をふくむ、3打数2安打1打点2得点の大活躍でチームの連勝に貢献しました。 【画像】右肘靭帯損傷で打者専念となった大谷翔平選手 「2番・DH」で出場した大谷選手は、初回の第1打席、2ボール1ストライク後ファールで4球粘った8球目、見逃せばボールとなる高く浮いたストレートをライトフェンス手前まで運ぶ2塁打を放ちます。 続く打者・ドルーリー選手がレフトへヒットを放ちますが、2塁でリードを取っていた大谷選手の脇に飛んだことから塁に戻りかけますが、ヒットになるとわかった瞬間、一気にホームを目指しバックホームをすり抜けて生還します。 2回の第2打席では2アウトランナー1塁の場面、2球目のスライダーをとらえると、強い打球がライト方向に飛ぶ長打コースに、1塁ランナーはホームにかえり、大谷選手は3塁へ到達、今季8本目の3塁打に敵地は大歓声に包まれました。 さらに打者大谷劇場は続きます。4回の第3打席を四球で出塁すると、次の打席の初球が外にそれたのをみて盗塁に成功、3球目にはモーションを盗んで3塁への盗塁も成功させます。ドルーリー選手は空振り三振で、得点にはつながらなかったものの、ベンチに戻る大谷選手に大きな拍手と大歓声が送られました。 大谷選手は3打数2安打1打点2得点の大活躍。チームは連勝となりました。