【RIZIN】神龍誠が因縁の相手に一本勝ち、扇久保博正に対戦要求してその場で決定「扇久保先生を超えます」
2024年4月29日(月・祝)16時から、東京・有明アリーナにて『RIZIN.46』が開催されている。 【写真】フィニッシュの神龍の肩固め ▼第7試合 RIZINフライ級(57.0kg)5分3R 〇神龍 誠(神龍ワールドジム) [1R 4分29秒 肩固め] ×イ・ジョンヒョン(韓国)※2023年『ROAD TO UFC 2』出場 フライ級の神龍は、MMA16勝2敗1分1NC。大晦日・堀口恭司戦からの再起戦。 対するイ・ジョンヒョンは、MMA4勝1敗1分。3分3R&寝技30秒ルールのRoad FC ARCで5連勝後、山本聖悟、秋葉太樹らに勝利。2023年の『ROAD TO UFCシーズン2』に抜擢されると、一回戦で米国のマーク・クリマコに判定負けを喫し、プロ初黒星となった。12月の『ROAD FC 67』でイ・ギルスを1RでKOし、復帰戦を白星で飾っている。 グローブタッチは無し。 1R、サウスポー構えの神龍は右の関節蹴りから。さらに右の蹴り。オーソのジョンヒョンは右ロー。右ミドルハイ。ガードする神龍は左ハイ。それを取らせて足関節の神龍は、ジョンヒョンのスクランブルにレスリングで対抗し、テイクダウン。サイドを奪う。 右で脇差す神龍にフックガードのジョンヒョンだが、肩固め狙いでパスへ。すぐに背中を見せたジョンヒョンに神龍はバックへ。右足を差し込み、パウンド。リアネイキドチョークへ! 腰をずらしたジョンヒョンに今度は足関節、内ヒール狙いも先に上体を立てて押さえ込みに。 ロープまで這うジョンヒョンの上体を左肩で寝かせて枕にして再び押さえ込み、左脇に頭を突っ込むと肩固めへ。ジョンヒョンがタップした。 一本負けで頭を抱えたジョンヒョンだが、最後は笑顔で神龍の手を挙げた。 神龍はリング上で、「どうスか、俺、強いスか。まだ最強じゃないスけど、必ず最強になります。一本勝ち、ほんとうに嬉しいです」と挨拶。 続けて、「榊原さん、今日扇久保さん、いますか? 俺と扇久保さん『超RIZIN.3』でどうですか?」と中学時代の格闘技の師に対戦をアピール。 リングサイドで観戦していた扇久保は、マット上に上がると、「誠、俺のこと殴れんのか?」と問いかけ、神龍は「あえて言わせてください。扇久保先生、俺はあなたを超えます」と師匠越えを宣言。 扇久保は「榊原さん、このカード、決定でお願いします」と承諾。榊原CEOから「いろいろあったと聞いてるけどやれのか?」と問われ、扇久保は「やります」、神龍も「俺もやります」と答え、7月28日(日)さいたまスーパーアリーナでの師弟対決が決定した。
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