シンマン、ガジェット、リトルボーイ、ファットマン「核兵器模型」 核実験「イマーシブ体験」長崎原爆資料館展示リニューアル「基本設計案」市が公表
3つ目は「長崎の歩み」。「爆心地その周辺の復興ジオラマ」を再現展示します。 「爆心地とその周辺の復興ジオラマ」 被爆後10年経過した爆心地を含めた範囲の縮小模型で、その当時の状況を知る。あわせて、ターゲットAR(拡張現実)で詳細情報を提供すると共に、現在の同じ個所を表示。焦土と化した状態からの復興状況を確認する。 <展示の狙い> 長崎の平和と核兵器廃絶に向けた取り組みが、過去から現在に至るまで絶える間なく続いていることを示すことで、長崎市民の平和と核兵器廃絶に対する願いに共感してもらい、未来へ受け継いでもらう。 長崎市平和推進課学芸員・高倉大輔さん 「長崎原爆資料館にしかできない、当館ならではの展示を目指していきたいと思っています」 市は今年度中に「基本設計」を固め、来年度は、意見が分かれている「加害の歴史」も含め展示内容を詰めていく「実施設計」の策定に移る方針です。工事着工は再来年度を予定しています。
長崎放送