18年ぶりV狙う日経大 不動の4番が仲間の助言で開眼【福岡六大学野球】
福岡六大学野球の秋季リーグ戦(西日本新聞社後援)が7日、北九州市の九共大野球場で開幕する。2006年春以来、18年ぶりの優勝を目指す日経大は不動の4番、富島力斗(4年・美里工)が上り調子で最後のシーズンに突入する。 ■卒業から2年、福大同期が1軍舞台で再会2ショット【写真】 チームメートのアドバイスが好調のきっかけを作った。春のリーグ戦で4本塁打を放った林冠臣(4年・日南学園)から「いいスイングしているから、ポイントを近めにして押し込んでみたらいいと思う」と助言を受けた。「今まではバットをしならせる感じで打っていたんですが、林に教えてもらった通りにしたら球の捉え方が変わって、低めの変化球も打てるようになった。選球眼も良くなったと感じます」。春のリーグ戦後の打撃改造が結果につながっている。 春のリーグ戦では本塁打1本。13安打のうち10本が単打だった。「走者を置いたところで打つことを大事にしています。走者を返せるような打撃をしたい」。下級生のときから4番を経験してきた富島は大学生活の集大成となるシーズンの目標を掲げた。