「80歳で20本以上」健康な歯を保つ高齢者を表彰「8020よい歯のコンクール」(島根・松江市)
山陰中央テレビ
11月8日は数字の語呂合わせで「いい歯の日」です。これに合わせ島根県内の健康な歯を持つ高齢者の表彰式が松江市で行われました。 7日に島根県庁で行われた「8020(はちまるにいまる)よい歯のコンクール」の表彰式。名前と一緒に健康な歯の数を読み上げ称えました。このコンクールは、80歳で20本以上の歯を保とうという「8020運動」を広げるため、県と県の歯科医師会が毎年開いています。 2024年は80歳以上の108人が応募、健康な歯の本数や口内環境などを審査した結果、益田市の石田ハナ子さん(89)が最優秀賞に、4人が優秀賞に選ばれました。 優秀賞・三代立美さん(80): 命がなくなるか、歯がなくなるかとのせめぎあいになります。 表彰式のあと、受賞者が健康な歯を保つための心がけを披露しました。 同じく優秀賞を受賞したのは古田昭さん(81)です。 優秀賞・古田昭さん(81): 2日に1回歯を磨くくらいで、若い頃はタバコはばかすか吸うし、酒は飲むね。それがよかったんじゃないかな(笑) 歳を重ねてからは毎年必ず、歯科検診を受けているということです。 優秀賞・村尾和子さん(82): (健康な歯の秘訣は)朝晩磨くことと、歯間ブラシ。ご飯食べた後、すぐ気になるからね。 優秀賞・西尾昇さん(85): 歯ブラシ立てにいろんなやつ、5本ぐらい。 島根県歯科医師会・内田朋良会長: 若い世代の人も、まだ自分の歯があるからいいやとは思わないで、今手入れをしていくということを考えてもらって。 県は、幅広い世代で歯と口の健康づくりを進め、県民の健康増進につなげたいとしています。
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