51歳・葛西紀明が2日連続となる偉業達成! ギネス世界記録をW杯最多571回出場に更新
◇ノルディックスキーワールドカップ ジャンプ男子個人第20戦(札幌市大倉山ジャンプ競技場 HS137m) 唯一、日本国内で開催されているスキージャンプ男子のワールドカップ札幌大会に、世界各国からトップ選手らが集結。 51歳の“レジェンド”葛西紀明選手は18日、前日に続きW杯最多出場を更新し、571回に伸ばしました。 前日の17日は、4シーズンぶりのワールドカップ復帰戦。会場に到着すると、「よう、兄弟」と愛弟子・小林陵侑選手の肩を抱き、声をかける場面もありました。 17日の午後3時から行われたトレーニングで、葛西選手はK点越えの126mを飛び、会場は大盛り上がり。「やっちゃった~!出しちゃった~!(笑)」と、練習で飛び出したこん身のジャンプを喜んだレジェンドは、30位(17日の結果)となりギネス世界記録を更新する史上最多の570回出場とします。 これで上位30人に与えられるワールドカップポイントを獲得。「ずっと、ワールドカップに出場してポイントをとりたいと思っていたので、願いは叶うんだなと思いました」と喜びをかみしめました。 迎えた18日は、100.5メートルを飛び、2戦連続で予選を通過。W杯歴代最多出場のギネス世界記録を571戦に更新し、2日連続の快挙を成し遂げています。