井上尚弥との対戦を狙うアフマダリエフ、12月14日に暫定王座決定戦【ボクシング】
ボクシングの英興行大手マッチルームは27日、契約する元WBA・IBF統一スーパーバンタム級王者のムロジョン・アフマダリエフ(29)=ウズベキスタン=が、12月14日にモナコ・モンテカルロでWBA同級13位のリカルド・エスピノサ(25)=メキシコ=とWBA同級暫定王座決定戦を行うと発表した。アフマダリエフは世界4団体統一同級王者・井上尚弥(31)=大橋=との対戦を熱望している選手。 アフマダリエフは2023年8月ランキングから1年以上にわたってWBA1位にランクされ、1年以上にわたって指名挑戦の機会を得られていない。井上が12月に対戦するIBF・WBO1位のグッドマン(豪州)ら、他団体ランキング1位との指名試合を優先しているためだ。アフマダリエフとマッチルーム社のエディ・ハーン・プロモーターはSNSなどで繰り返し井上との対戦をアピールしてきたが、まずは暫定王座戦に回ることになった。 井上はアフマダリエフについて「いずれ対戦するので」と、来春以降に試合する姿勢。一方で、大橋ジム大橋秀行会長は「タパレス(前WBA・IBF統一王者、フィリピン)に負けているのがね…」と話し、対戦相手候補としては物足りないと示唆していた。
中日スポーツ