「湿度70% 温度28度超えたら高リスク!」効果的なエアコン使用で屋内熱中症対策を!
小さいお子さんや高齢者は要注意!
目標湿度があるエアコンであれば、室内湿度を「40-60%」に設定するとよいでしょう。 では、目標湿度がない場合はどうすればよいでしょうか? 湿度の調節機能がやや劣るため、除湿機があればそれを併用するか、新たに除湿機を購入するのがおすすめだそうです。 また「建物の中でも熱中症になる可能性があることを意識するのは大事」と大石。年齢別の傾向としては、小さいお子さんや高齢者が圧倒的に多くなっています。 小さいお子さんに多い理由は、「暑い」「苦しい」と言えないこと。 例えば、ベビーカーの内部は照り返しが強くなりがちです。 大石「高齢者の方も熱中症になる方、多いんですよ。鈍感になると言いますかね」 高齢者に多い要因は、暑さや寒さを感じにくくなること。 一番良くないのは、本当は喉が乾いているのにその感覚さえ薄れてしまうことだそう。 大石「家の中に温湿度計を置いていただきたい。なぜかというと『感覚で判断しない』ためです」 自分自身の感覚に頼らず、温湿度計の数字で客観的に判断することが身を守ります。目安としては、湿度は70%を超えたら要注意、温度は28度を超えたらリスクが高まる、と覚えておくと良いようです。これからも暑い日が続きそうですが、これらを心に留めて夏を乗り切っていきましょう。 (nachtm)