クロップ体制最強は? リバプール歴代スタメン&フォーメーション(6)最悪の呪われたシーズン…。緊急事態発生で大苦戦
2015年10月からリバプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、2023/24シーズン限りで退任することが現地時間26日に発表された。これまでリバプールでUEFAチャンピオンズリーグ、プレミアリーグ、FAカップ、カラバオカップの主要タイトルすべてを獲得した功績をたたえ、主要メンバーとフォーメーションの変遷をまとめる。
UEFAチャンピオンズリーグとプレミアリーグのタイトルを手にしたクロップ・リバプールに待ち受けていたのは、予想だにしなかった荒波だった。 波乱の始まりは10月、フィルジル・ファン・ダイクの戦線離脱だった。さらに、ジョエル・マティプ、ジョー・ゴメスが立て続けに離脱し、主力クラスのセンターバックが1人もいなくなった。さらに、彼らの代役として慣れないポジションをこなしていたファビーニョとジョーダン・ヘンダーソンも負傷。デヤン・ロブレンが抜けた最終ラインは、まるで呪われていたかのように人員不足に陥った。 新加入のディオゴ・ジョタは怪我で離脱した期間もあったが、公式戦30試合で13得点と活躍し、最強3トップのスペアとして貴重な働きを見せた。チアゴ・アルカンタラは初のプレミアリーグという難しさもあったが、随所に特徴を発揮していた。 しかし、最終ラインの緊急事態は、当然チーム成績にも響いてくる。中盤戦には優勝争いから脱落し、2月にはリーグ戦4連敗の屈辱を味わった。ナサニエル・フィリップスや冬に加入したオザン・カバクや奮闘、若いリース・ウィリアムスの成長もあり、最終的には3位でフィニッシュしている。 ▽GK アリソン ▽DF トレント・アレクサンダー=アーノルド ナサニエル・フィリップス(ジョーダン・ヘンダーソン) ファビーニョ(リース・ウィリアムズ) アンドリュー・ロバートソン ▽MF ジョルジニオ・ワイナルドゥム ジョーダン・ヘンダーソン(ファビーニョ) チアゴ・アルカンタラ ▽FW モハメド・サラー ロベルト・フィルミーノ サディオ・マネ
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