仏マクロン大統領、新首相に中道派のフランソワ・バイル氏を任命
フランスのマクロン大統領は13日、わずか3か月で辞任となったバルニエ首相の後任に、中道派のフランソワ・バイル氏を任命しました。 新たにフランスの首相に13日、任命されたのは、中道派のフランソワ・バイル氏です。バイル氏は、大統領選挙にも出馬したこともある73歳のベテラン議員で、マクロン大統領を支持しています。 フランスの議会下院にあたる国民議会では、先週、バルニエ内閣に対し、不信任案が可決され、内閣は、わずか3か月で総辞職となっていました。バイル氏は、来年の予算案を早急に成立させることが責務です。 国民議会には過半数を獲得している勢力がないことから、バイル氏が安定した政権を作れるかは不透明です。すでに急進左派からは不信任案を提出するという声も出ており、新内閣は、難しい舵取りを迫られることになります。