菅野智之（C）産経新聞社

10月17日に行われるクライマックスシリーズ（CS）、ファイナルステージの見どころを紹介。 読売ジャイアンツ対横浜DeNAベイスターズ セ・リーグのCSファイナルステージは巨人のアドバンテージを含めて1勝1敗のタイとなった。 巨人は最多勝と最高勝率の二冠に輝いた菅野智之が先発のマウンドに登る。菅野は後半戦で10試合に登板し71回3分の1を投げて自責点は8。防御率1.01と圧倒的な成績を残している。この大一番でも同様の投球に期待がかかる。 DeNAは佐野恵太がファーストステージから2試合連続でホームランを放つなど、CS3試合で打率.385（13-5）と当たっている。3試合連続の一発でチームを勝利に導きたいところ。 福岡ソフトバンクホークス対北海道日本ハムファイターズ 初戦を制しアドバンテージを含めて2勝0敗としたソフトバンクは、モイネロが先発する。先発転向1年目にして最優秀防御率のタイトルを獲得した左腕は、今シーズン日本ハムに対して3試合の登板で1勝2敗、防御率4.80と負け越している。勝てば日本シリーズ進出へ王手となる一戦で、先発投手の役割を果たしチームを勝利に導くことができるか。 日本ハムは前日の第1戦でレイエスが本塁打を含む2安打を放った。CSでは打率.500（12-6）と好調だけに、清宮幸太郎ら前を打つ打者が出塁しチャンスで打順を回したいところ。