【熊本】今季初の真冬日 スリップ事故など各地影響
熊本朝日放送
9日午後10時ごろ熊本県南小国町で雪が積もる道路を走る車…、対向車とすれ違った次の瞬間。スリップしガードレールに衝突。冬用タイヤを買おうとしていた矢先の事故だったと言います。 人吉市でも10日朝、国道221号でトラックが横滑りを起こして立ち往生。 流れ込む強い寒気の影響で9日夜から冷え込んだ県内は、ほぼ全ての地域で最低気温が0℃を下回る寒い朝を迎え、南小国町でマイナス8.1℃、高森町でマイナス7℃を観測するなど、8つの観測地点で今シーズンの最低気温となりました。 熊本市も午前7時ごろにマイナス2.6℃となり、江津湖では公園の水道の蛇口が凍結しました。 「1番寒い、きょうはもう顔もバキバキで。(走っていて)温まるのに時間がかかりました」 また、熊本市電では車両のエアブレーキなどを制御するためのタンクにたまった水が凍結するのを防ぐため、昨晩から水を抜く措置を取って対応しました。 10日は日中も気温があまり上がらず、高森町と阿蘇市で今シーズン初めて最高気温が0℃に届かない真冬日となりました。