高橋大輔さんら 25年岡山開催の冬季国スポPR トークや競技紹介
来年1月26日~2月5日に岡山県である「国民スポーツ大会冬季大会」のPRイベントが30日、岡山市北区下石井のイオンモール岡山で開かれた。2010年バンクーバー五輪フィギュアスケート銅メダリストの高橋大輔さん(倉敷市出身)らのトークショーや競技紹介があり、家族連れらが冬季スポーツの魅力に触れた。 高橋さんは、アイスダンスでカップルを組んだ村元哉中(かな)さんと登壇した。冬季大会が西日本で実施されるのは初めてで、高橋さんは「岡山開催はうれしい。これをきっかけに、西日本で冬のスポーツがさらに盛り上がってほしい」と期待。国スポ出場時の思い出について「県の団結力があって他競技の選手からも応援してもらえ、すごく力になった」と振り返った。 県内で行われるスケート(フィギュア、ショートトラック)とアイスホッケーの各選手による競技紹介もあり、フィギュアには高橋さんと村元さんも登場。岡山市立京山中3年の植村駿選手と見どころを伝え、3人は「同じ曲でも表現の仕方が違い、個性が輝くスポーツ」などと話した。 会場にはアイスホッケーのシュートなどが体験できるブースも設けられ、来場者が楽しんでいた。フィギュアファンの会社員(59)=岡山市南区=は「他の競技にも興味が広がった。地元選手をしっかり応援したい」と話した。 イベントは県や冬季大会の競技会場がある岡山、倉敷市などでつくる実行委が主催した。