「司馬遼太郎短篇傑作選」第13期第2作は置鮎龍太郎の朗読の『芹沢鴨の暗殺』11月9日から check!ラジオ大阪
人気声優が文豪・司馬遼太郎の作品朗読に挑む「川口技研 Presents 司馬遼太郎短篇傑作選」。2012年10月、OBCラジオ大阪をキーステーションにTBSラジオとの同時放送がスタート。2024年10月から第13期(SEASON 13)に入りました。第13期は「もう一度聴きたい、司馬遼太郎短篇傑作選」をお送りします。 リスナーに今夏、過去放送された作品から、もう一度聴きたい短篇小説を募集していました。 第13期は、その結果をもとに放送作品が決まるプログラムとなっています。 「SEASON 13」第2作は置鮎龍太郎の朗読でお送りします。今回の作品は『芹沢鴨(せりざわかも)の暗殺』です。放送は11月9日から12月14日までの全6回。 声優・置鮎龍太郎VS 文豪・司馬遼太郎――。 声と筆との真剣勝負にご期待ください。 radikoのアプリやサイトでは、放送後1週間、タイムフリーで聴くことができます。 芹沢鴨の暗殺 【あらすじ】 新撰組設立の経緯から黎明期の話。 将軍上洛警護のための浪士団に、武州多摩の近藤勇、土方歳三らのほか水戸の有名な剣客、芹沢鴨も応募していた。「新徴組」となった浪士団は京へむかうことになった。近藤の一門8人は実力が知られず、平隊士という扱いだった。京へ向かう途中、近藤は隊長と同格役の芹沢の宿を取ることを忘れていた。芹沢一派は寒さをしのぐため小屋をつぶして薪にし、宿場の往来で夜通しかがり火をたいた。出火を慮って隊士たちは一睡もできなかった。芹沢の近藤へ対する当てつけだった。京で「新徴組」は尊攘派に乗っ取られ、隊士のほどんどが江戸へ戻ったが、近藤一門と芹沢一派は京に残り「新選組」を結成し、芹沢は局長の筆頭、近藤はその次となった。局長筆頭になった芹沢は商家の借金踏み倒しや力士との刃傷沙汰など蛮行を重ね悪評が広がっていった。激しくなる芹沢に対し、なかなか手を下さなかった近藤も遂に心を決めた。 置鮎龍太郎さんのコメント