“DQウォーク”に気を取られ死亡事故も…なぜ『ながら運転』なくならないのか 専門家が指摘する理由と対策
■専門家「常時撮影して自動で取り締まりを」…「ながら運転」なくす対策は
たとえわずかな時間でも、目を離すことには大きな危険が伴います。 国沢さん: 「1秒目を離すと、車は例えば50kmでいったら10m以上進みます。他の車が割り込んできたとか人が出てきたとか、何かあった時に対応できない」 車は時速40キロで走っていた場合、2秒で22メートル、時速60キロでは33メートルも進みます。その間に何か起きても、目を離していたら対処できません。
「ながら運転」を減らすために、できる対策はあるのでしょうか。 国沢さん: 「常時撮影をしていて、自動的に取り締まりをする。最近の車の中には、ドライバーの目線をずっと追っているカメラが付いている車があるんですね。そのカメラを使って、前を向いていなければ警告を出す。(ながら運転で)人身事故を起こしたときの罰則は最大限になる可能性があります。自分の安全も人に危害を加えないためにも、絶対にながら運転はしない方がいいと思います」 2024年3月22日放送