“症状重く強くなることも”ダニにかまれ…被害増加、医師が注意呼びかけ、布団の中のダニ対策【Nスタ解説】
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ジメジメした天気が続くなか、いま、ダニの被害に悩まされる人が増えています。 ■「布団の中に1億匹以上のダニ」 増えるとダニがエサの“別のダニ“がやってくる 【写真を見る】“症状重く強くなることも”ダニにかまれ…被害増加、医師が注意呼びかけ、布団の中のダニ対策【Nスタ解説】 井上貴博キャスター: ダニは、ごく普通に存在するものです。どのように付き合っていくのか、共存するのかという話です。 この時期、カーペットのダニの数は、特に多いそうです。夏、梅雨の時期はジメジメするので増えるということです。 気温25~30℃、湿度60~80%の場合、繁殖が加速するそうです。 ダスキン担当者 「家の中には必ずダニがいます」 ゼロにはできないので、どのように考えていくのかという話です。 主に繊維製品に生息しています。ベッド、ソファ、カーペットです。特に布団の中に多いそうです。睡眠中の発汗で湿度が高くなります。 インターパーク倉持呼吸器内科の倉持仁院長によると「布団の中には1億匹以上のダニがいる」といいます。 これだけダニがいる中で、そんなに噛まれる経験もないと思います。 そんなダニは、主に2種類に分類されるそうです。 布団の中に多いのが「チリダニ」です。エサは、人のフケ、アカ、汗です。どれだけ増えても、人を刺しません。 しかし、「チリダニ」が増えすぎると、「ツメダニ」がやってきます。「ツメダニ」は、「チリダニ」をエサにしています。この「ツメダニ」は人を刺します。 つまり、エサになる「チリダニ」が増えないようにしよう、という考え方になります。 ■花粉の時期ではない目のかゆみ・鼻水はダニが原因の可能性 ホラン千秋キャスター: ツメダニはどこからやってくるんですか? インターパーク倉持呼吸器内科 倉持仁 院長: 基本的には外から入ってきます。チリダニも、ツメダニも、刺されて直接の感染症になるという怖さはありません。ただ、自宅の中にゴミや食べかすなどがたくさんあるとダニが増えて、アレルギー反応が問題になるのが注意すべき点です。 ホランキャスター: 感染症にならなかったとしても、かゆいだけでも嫌ですよね。