“症状重く強くなることも”ダニにかまれ…被害増加、医師が注意呼びかけ、布団の中のダニ対策【Nスタ解説】
元競泳日本代表 松田丈志さん: できればいなくなってほしいと思っていますが、なかなか難しいところですよね。 ホランキャスター: どのようにうまく付き合っていくかだと思いますが、突然刺されることはあると思います。 井上貴博キャスター: 刺されることは嫌ですが、それ以上に吸い込む方が厄介なんですか? インターパーク倉持呼吸器内科 倉持仁 院長: 一般的にアレルギー性の疾患で、湿度が高い、一定の温度など、気密性が高かったりすると、どうしてもホコリが増えたり、食べかすが増えたりします。 それに伴ってダニが増えると、ホコリとして空中に舞うものを吸ったり、目についたりなどで、目がかゆくなったり、鼻炎症状が出たりすることに繋がっていきます。 ホランキャスター: 花粉の時期ではないですが、「何か目がかゆい、鼻水が出る」という方は、ダニによるアレルギーの可能性も、この時期は高いですか? インターパーク倉持呼吸器内科 倉持仁 院長: そうですね。これからそういう可能性も考える時期だと思います。 ■天日干しだけでは“全部死滅しない” 対策は? 井上キャスター: 対策についてです。 天日干しは、高温、紫外線、乾燥で死滅させようという考え方ですが、両面を干しても、中の方にダニが潜り込んでいて、全部のダニが死滅しないことがあります。 その効果について… インターパーク倉持呼吸器内科 倉持仁 院長 「生きているダニが大きな問題ではない。ダニの死骸や糞でアレルギーがおきる」 死んだダニの方が厄介ということなんですか? インターパーク倉持呼吸器内科 倉持仁 院長: ホコリとなって、舞い上がり吸い込んだりすることで、いろいろなアレルギー性の疾患が出てきます。やはりダニの絶対量を減らすことは大事です。 井上キャスター: 死んだダニをどう処理するかについてです。死骸やフンを取り除くには、布団を洗濯して乾燥させるといいそうです。 頻繁に洗濯するのが難しい場合、天日干しの後に掃除機をかけて吸い取るといいということです。