立川で「とある」シリーズのコラボイベント ラリー参加でARカードを進呈
イベント「とある自治体の地域振興2024」が11月9日・10日、国営昭和記念公園内にある「花みどり文化センター」(立川市緑町)で開催される。主催は立川観光コンベンション協会。(立川経済新聞) 【写真】過去に開催したデジタルラリーの様子 同協会の前身である立川観光協会が2010(平成22)年、立川市に似た風景が登場するテレビアニメ「とある魔術の禁書目録(インデックス)」とのコラボイベントとして初企画した同イベントは今年で14回目。以降、同アニメやその派生作品などを中心に、立川市が登場するテレビアニメ・漫画作品とのコラボ企画を展開。国営昭和記念公園で同日開催する「たちかわ楽市2024」内のイベントとして開催する。 「とある自治体の電子回遊(デジタルラリー)」は、ラリーポイントとなる同市内の飲食店、食物販店、ビジネスホテルなど計12店のうち8店以上を回った参加者に、会場で景品としてオリジナルカレンダーとオリジナルAR(エーアール)カードを進呈する。同カードは、スマートフォンで読み取るとキャラクターが表示され、好きな風景と一緒に写真を撮影することができる。一部店舗では立川限定コラボグッズや土産も販売する。 映画館「シネマ・ツー」(曙町2)では、「とある自治体の地域振興 キャスト出演上映会」を行う。声優の阿部敦さん(上条当麻役)、井口裕香さん(インデックス役)が登壇し、「とある魔術の禁書目録 私たちが選んだ大スクリーンで観たい【あの話】上映会」として、それぞれが気に入っているストーリーを2話ずつ上映するほか、トークショーも行う。 「御坂美琴の超電磁砲」ホログラム再現展示では、電気を自在に操る主人公の能力「超電磁砲(レールガン)」をフィギュアとホログラム演出で再現。今年は筐体(きょうたい)をイラスト入りにリニューアルする。 「たちかわ楽市2024」の会場では、描き下ろしイラストを使ったイベントオリジナルグッズや同シリーズの新作グッズを販売。1,000円以上の購入客には、特典として声優の直筆サイン入りTシャツが当たる抽選券を配布する。描き下ろしイラストの壁面装飾(幅625センチメートル、高さ210センチメートル)も展示する。 立川観光コンベンション協会スタッフの井上悠斗さんは「開催6年目から関わっているが、14年目も無事開催が決まり感慨深い。毎年来ているファンの方には大変感謝している。立川で『とある』をさらに楽しんでいただけるよう、今年はARカードを新たに製作した。アプリをダウンロードしてお気に入りの場所で写真撮影を楽しんでほしい。どなたでも入場できるイベントなので、気軽に遊びに来てもらえたら」と来場を呼びかける。 開催時間は10時~16時。小雨決行、荒天中止。
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