議員定数、結論持ち越し 松阪市議会特別委 三重
【松阪】三重県松阪市議会の全議員でつくる議会改革特別委員会(久松倫生委員長)は22日開いた。議員定数について現状維持、2人減、4人減の3案それぞれを採決する予定だったが、この日結論を出すべきかどうかで意見が割れ、次回の29日に結論を持ち越した。市議の任期満了は来年7月31日。 最大会派の委員は「もうちょっと議論していただきたい」と求める一方、他会派の委員は「選挙までタイムリミットがある」「先送りすると保身のことばかり考えていないかと言われる」と主張した。 議員定数を巡っては同市住民自治協議会連合会が昨年11月21日、8人削減を求める意見書を市議会に提出した。市議会が設けた学識者でつくる「議員定数等の在り方調査会」(4人)が先月21日、中島清晴議長に「現状維持の28人から4人減の24人までが妥当」と提言した。