ロンドン出身のプロデューサー“ヴィーガン”、新作より90~00年代初頭エレクトロニカを彷彿とさせる新曲を公開
フランク・オーシャンやトラヴィス・スコットとのコラボレーションで知られるロンドン出身のプロデューサー、ヴィーガン(VEGYN)が、ソロ・アルバム『The Road To Hell Is Paved With Good Intentions』を自身主宰の「PLZ Make It Ruins」よりリリースすることを発表。国内盤CD、デジタル / ストリーミング配信が4月5日(金)にリリースされます。あわせて、ニュー・シングル「The Path Less Travelle」がミュージック・ビデオとともに公開。90年代~00年代初頭の美しいエレクトロニカを彷彿とさせるノスタルジックな楽曲と、ジョシュア・ゴードン監督による粗くローファイなMVは、見事にマッチしています。 プロデューサー、DJ、デザイナー、レーベルオーナーと様々な顔を持つヴィーガンことジョー・ソーナリー。2022年には70曲以上を収録したミックステープ『Don't Follow Me Because I'm Lost Too!!』を発表し、昨年にはフジロック出演も果たすなど、多岐にわたる音楽活動を続けています。 本作『The Road To Hell Is Paved With Good Intentions』は、自由奔放な実験空間から誕生。プロデューサー、レーベルオーナーとして、世界を飛び回っているヴィーガンは、世界各地のスタジオ、リビングルーム、ホテルの部屋などで新曲を書き上げ、これまでで最も完成度の高い作品に仕上げました。ゲストとして、ジョン・グレイシア、マット・マルチーズ、レア・セン、ローレン・オーダー、イーサン・P.フリンら多くの気鋭アーティストが参加。トレードマークでもある独特の華やかさやBPMの変化よりも、メロディや曲構成に重点が置かれた作品です。ヴィーガンらしい皮肉の効いたユーモアやノスタルジックな瞬間が全体に散りばめられ、ヴィーガン作品に共通する多幸感とメランコリーの絶妙なバランス、そして慰めと安らぎをもたらしており、彼の長年の経験と洗練の集大成とも言える作品となっています。 なお、国内盤CDには、解説書と歌詞対訳が封入され、ボーナストラック「Goodbye!」が追加収録されます。 Photo by Zamar Velez