福岡空港国際線到着ロビーにアクセスホール バスターミナル機能も
福岡空港国際線ターミナル1階到着ロビーで12月3日、バスターミナル機能を持つアクセスホールの供用が始まった。(博多経済新聞) 【写真】福岡空港国際線旅客ターミナルビル1階バスターミナル 福岡国際空港では現在、国際線ターミナルビルの増改築工事を行っている。供用を始めたアクセスホールは、到着ロビーを従来の約3倍となる約6300平方メートルに拡張し、待合環境を整備した。新たにバスターミナル機能を設けて、路線バス・高速バスの待ち時間を屋内で過ごせるようにした。アクセスホールの供用開始とともに、コンビニや飲食などの新店舗もオープンした。 ホール内の飲食・物販店は吉野家、タリーズコーヒー、ローソンの3店、サービス施設は同日にリニューアルオープンした「福岡空港国際観光案内所」や、両替所・レンタカーなど各種カウンターの計23店舗を設ける。福岡・日本らしさを感じられる空間をテーマに、福岡県八女産の杉を使った天井造作を施し、福岡県の伝統工芸「大川組子」を施したベンチを配置する。 アクセスホールにはバスの乗車口が隣接し、路線バス・高速バスに乗車するまで屋内で待つことができる。乗車口にはホームドアを設置し、バスの運行情報は多言語でデジタル表示と音声放送を行う。 来年3月28日には、国際線ターミナル保安検査場、出国審査場の移転拡張、免税店エリアの増床、フードコートの新設も予定する。
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