「誰かわからなかった」宮沢りえ、カリスマヘアデザイナーが指摘する“韓国風ヘア”の盲点
《誰かわからなかった》 《疲れてる?》 6月下旬、NHK『あさイチ』に出演後、視聴者たちのこんなコメントでSNSを騒がせた宮沢りえ(51)。 【写真】見た目の変化を指摘する声が相次いだ宮沢りえの近影 《いい年の取り方をしている》《オーラが違う》というコメントもあったが、生放送では写真のようにレタッチ(修正)ができず、若いころの映像が紹介された直後だったこともあり、イメージギャップによるネガティブな声が相次いだようだ。
『韓国風ヘアスタイル』の盲点
人前に出る芸能人には、プロのヘアメイクがついているはずだが……? 「流行を追いすぎるのがよくないのでは。私が知る限り、俳優さんやタレントさんの見た目の感想が『老けた』『げっそりした?』といったネガティブな場合、最近の流れである『韓国風のヘアスタイル』にしていることが多いように思います」 こう語るのは、美容室「MISS ESSENCE」オーナーで、現役ヘアデザイナーのMAYUMIさん。カット料金は6万500円と高額ながら連日予約が絶えず、骨格に合わせたヘアスタイルの提案を得意とすることから、別名“似合わせの女王”とも。 「前髪を額が透けて見えるようにつくる“シースルーバング”をはじめ、両サイドの髪を頬や顎のあたりでそぎ切りしたり、オイルなどでボリュームを抑えたり、襟足をはねさせたりといった、直線を基調としたヘアスタイルが流行しているため、美容系の記事で美容師が気軽におすすめしている記述も見かけますが……」(MAYUMIさん、以下同) まさしく『あさイチ』での宮沢のヘアスタイルこそ、MAYUMIさんが指摘したとおりの『韓国風スタイル』だった。
「こういった、直線からなるスタイルは、美形で小顔な若い韓国の芸能人だからこそ似合う髪型なのです。大人女性にはおすすめしません。私はいつも自分のYouTubeチャンネル(マユミイズム)で『コンプレックスのある人や大人女性は韓国風のヘアスタイルをしてはいけない』と、繰り返し警告しています」 さらに、 「シースルーバングは、大人がすると毛量の薄さの印象につながり、かえって老けて見えます。顔の骨格に合わせてデザインしていない前髪だから、より顔の欠点が強調されやすい。そして、両サイドの髪が頬や顎のあたりでカットされていると、カットされたその部分に目が行くため、頬や口元のたるみ、ほうれい線が強調されてしまいます」