内野聖陽&岡田将生共演『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』峯田和伸が歌う主題歌を収録した本予告映像
上田慎一郎が監督を務め内野聖陽が主演する11月22日(金)公開の映画『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』から本予告映像と本ビジュアルが到着した。 【写真を見る】眼鏡にきっちりとした身なりでするどく相手を伺う、岡田将生演じる氷室 本作は上田が代表作『カメラを止めるな!』(17)の公開前から準備を進めていたプロジェクト。ソ・イングク、スヨン、マ・ドンソクの豪華共演で日本でも話題を呼んだ韓国ドラマ「元カレは天才詐欺師~38師機動隊~」を原作に、税務署に務めるマジメな公務員が、ひょんなことから天才詐欺師と手を組み、詐欺師集団“アングリースクワッド”とともに壮大な税金徴収ミッションに挑む姿を活写する。 主演は「きのう何食べた?」シリーズや公開の控える映画『八犬伝』(10月25日公開)で葛飾北斎を演じるなど話題作への出演が続く内野聖陽。税務署に務めるマジメで気弱な中間管理職の公務員でありながら詐欺師と組んで、脱税をひた隠す大企業から未納の10億円を徴収することになった主人公、熊沢二郎を演じる。そんな熊沢と異色のタッグを組むことになる天才詐欺師役には、今年公開の映画『ゴールド・ボーイ』、『ラストマイル』なども話題の岡田将生。頭脳明晰で素早い判断力に大胆な話術と行動力を持ち合わせる天才詐欺師、氷室マコトを演じる。 このたび公開された本予告映像は“頭にワインをかけられても歯を食いしばって怒りに耐える熊沢”という衝撃的なシーンから始まる。巨額脱税疑惑のある脱税王、橘(小澤征悦)から大金を騙し取るため、天才詐欺師集団《アングリースクワッド》とチームを組んだ熊沢。氷室マコト(岡田将生)を始め、元女優の白石美来(森川葵)、偽造のプロの丸健太郎(上川周作)、当たり屋の村井竜也(後藤剛範)、闇金親子の五十嵐ルリ子(真矢ミキ)と五十嵐薫(鈴木聖奈)と個性豊かな面々が次々と紹介される。氷室に詐欺のレクチャーを受けながら、橘を陥れようと着々と計画を進めていく熊沢。何者かに成り済ました熊沢たちは、何やら橘に豪邸を紹介している様子…。熊沢の怪しい行動を察した部下の望月(川栄李奈)、親友の刑事、八木(皆川猿時)は引き留めようとするが、熊沢はどうしても橘に復讐しなければならない理由があった。 あわせて本作の本ビジュアルも解禁。「モラルを守って 騙しましょう」というマジメな橘のキャラクターを表した矛盾のあるコピーに、マジメな公務員×天才詐欺師という一見交わるはずのない2人の姿がインパクト大なデザインで、その脇を望月、橘、そしてクセ者ぞろいの詐欺師集団《アングリースクワッド》が取り囲んでいる。 また、主題歌はKERENMIの「名前を忘れたままのあの日の鼓動 feat. 峯田和伸」に決定。音楽プロデューサー蔦谷好位置による変名プロジェクトであるKERENMIが本作のために書き下ろした今回の主題歌は、ボーカルに峯田和伸を迎え疾走感溢れるエモーショナルな仕上がりの楽曲となっていて、本予告映像の中でも聞くことができる。上田慎一郎監督からの熱いオファーにより実現した今回の主題歌は、年齢を重ね平和な日常のなかでいつの間にか忘れていた“怒り”を取り戻し、クセ者揃いの詐欺師集団《アングリースクワッド》とともに脱税王に立ち向かう主人公、熊沢二郎の感情をエネルギッシュに表現し、作品とシンクロした内容が映画の世界観をさらに盛り上げている。 日本屈指のスタッフ&キャストが壮大な税金徴収ミッションを描く本作。物語の気になる結末をスクリーンで見届けてほしい。 ■<コメント> ●KERENMI(主題歌) 「あの『カメラを止めるな!』の上田監督がKERENMIの『アダルト feat. アヴちゃん from 女王蜂 & RYUHEI from BE:FIRST』を聴いてオファーしてくれたと聞き、素晴らしい作品を作る監督に自分の音楽が響いていたことがとても嬉しいと同時に、上田さんの作品に最大限のエネルギーで応えたいと思いました。このために3、4曲作ったのですが、上田さんは言いにくいであろうクリエイティブな部分も丁寧に伝えてくれて、結果映画のエンディングを彩る最高の曲になりました。ほぼ同世代の音楽家で同時代を別々の道で歩んできた峯田和伸さんとこの曲を一緒に作れたのも上田さんのおかげです。映画『アングリースクワッド』と共にKERENMIの『名前を忘れたままのあの日の鼓動 feat. 峯田和伸』も是非楽しんでください」 ●上田慎一郎(脚本、監督) 「蔦谷さんが曲を作り、峯田さんが歌ったもの。それが自分の監督した映画の主題歌になる。そんな夢みたいなお話、若かりし頃の自分に言ってもきっと信じないでしょう。蔦谷さんの作る曲、峯田さんの歌声を今日まで幾度となく聴いてきました。カラオケで喉を枯らして歌ってきました。何度も背中を押されてきました。そんなお二人と交わる時が来るなんて…!この曲もまた、誰かの背中を押してくれるものになると信じています。映画を観ると、この曲を思い出す。この曲を聴くと、映画を思い出す。そんな、映画と一体となった主題歌を創ってくださいました。ぜひ、劇場で映画と一緒に味わってください」 文/スズキヒロシ