二宮和也、竹野内豊ら朝ドラ初出演! 松嶋菜々子も 2025年『あんぱん』柳井家キャスト解禁
■嵩の伯母・柳井千代子/戸田菜穂 ――演じられる役の印象&「あんぱん」でその役を演じられることへの意気込み 出演が決まったとき、とてもとてもとてもうれしかったです! 私は18歳で連続テレビ小説「ええにょぼ」のヒロインを演じさせていただきました。いつの日かお母さんとして帰ってきたいなあと夢見ていました。 私の役は育ての母ですが、やなせたかしさんの心の襞(ひだ)を育んだ女性です。そのことを心して、感性豊かな女性を演じたいと気の引き締まる思いでおります。頼もしい監督と、素晴らしい共演者、スタッフの皆様と心ふるえる優しさに溢れる作品になるよう、全力で取り組む気持ちです。 ――連続テレビ小説出演歴 出演作品での思い出、または“朝ドラ”の印象 30年以上前、NHK大阪で八か月間、朝ドラと青春を過ごさせていただきました。今もNHK大阪に行くと、故郷に帰った気がしますし、みなさんにお帰りなさいという雰囲気で迎えてもらい、温かい気持ちになります。あの頃、意気込みだけの何も出来ない私をそっと見守ってくださったことに、今さらながら頭が下がる思いで本当に感謝しております。 ――やなせたかしさんの作品のイメージや好きなキャラクター 「やさしいライオン」が印象深いです。一読して泣きました。もしかしたら、この絵本に全てが込められているのではないかと思います。今、生きていることに感謝しなければいけないと、家族との別れや戦争での苦しい体験をなさった、やなせさんゆえの愛情の深さに心底胸を打ちます。 ――高知の印象や思い出 どこまでも広い空 どこまでも広い海 ウォーカーズというドラマでお遍路さんの道を歩きました。まさにこれが、空海が見た景色かと、感じ入りました。鯨も来る、この真っ青な広い大海原に抱かれ、高知の方々は小さいことにとらわれない強い気持ちの方が多いのではないかと思いました。 私は鬼龍院花子の生涯が大好きでして、宮尾登美子さんの小説の女性像も参考にしたいなあと、監督との打ち合わせ前ですが、ワクワクと考えております。憧れの高知弁も楽しみで仕方ありません!! ■嵩の伯父・柳井寛/竹野内豊 ――演じられる役の印象&「あんぱん」でその役を演じられることへの意気込み 今回のように実在の人物をモデルとした役を演じる場合は楽しみでありながらも、ご本人を知る方々の期待を裏切らないように取り組みたいと思っています。私が演じる伯父の柳井寛という人物は、私たちが生きる上で根底に必要となる部分、忘れてはならないものを、日々の生活の中であたたかく思い出させてくれるような人物なのではないかと感じます。 ――連続テレビ小説出演歴 出演作品での思い出、または“朝ドラ”の印象 撮影期間が長い分、キャスト・スタッフの絆も深まりやすいのではないかなと思っています。朝ドラへの参加は初めてなのですが、日本中に愛された作品の軌跡をたどる、このような特別な作品に参加できて光栄です。 ――やなせたかしさんの作品のイメージや好きなキャラクター 『人を大切にすること』『人に優しくすること』『分かち合うこと』『人を許すこと』『勇気を持つこと』など、人生を生きていく中で忘れてはいけないこと、それがやなせさんの作品の中には随所に詰まっていて、登場する様々なキャラクターの素直で真っ直ぐな言葉や行動によって、見ている子どもたちの心にも自然に伝わっていくのではないかと思います。そこには大人になった今でも改めて響く部分もあり、大変学びの多い作品だと思います。 ――高知の印象や思い出 今現在、高知の森林面積は日本一だと聞いたことがあります。あの崇高な大自然の美しさを日本の誇りとして、次世代の人々にも残すことができたらうれしいですね。