お鍋もフライパンも不要!とことん手軽に「豚肉とまいたけの炊き込みご飯」の献立
時間に追われる夜ご飯、お鍋もフライパンも使いたくない!という気分の日もあると思います。それなら調理器具をフル活用した献立はいかがですか? 【写真を見る】副菜はおろしにんにくとごま油の黄金コンビ!「チンゲンサイのナムル」 炊飯器で作る炊き込みご飯は、まいたけをほぐすだけ、ひき肉も下処理は必要ありません。レンジとオーブントースターでできあがる副菜も、包丁の登場回数は少なめです。お鍋もフライパンもないので、洗い物も少なくてすみますよ。 調理と片付けの手間をはぶいて、毎日の献立作りを楽しく乗り切りましょう! ■「豚肉とまいたけの炊き込みご飯」の献立 ■豚肉とまいたけの炊き込みご飯 【材料・2人分】 豚ひき肉…150g まいたけ…1パック(約100g) 万能ねぎ…1/2束(約6本) 米…1.5合 おろししょうが…2/5かけ分(小さじ1) 削りがつお…1袋 しょうゆ、酒 【作り方】 1.米は洗ってざるにあける。まいたけは細かくほぐす。万能ねぎは小口切りにする。豚ひき肉は酒大さじ1、しょうゆ大さじ1/2を加え、よく混ぜる。 2.炊飯器の内釜に米、酒大さじ1、しょうゆ大さじ1/2を入れ、1.5合の目盛りまで水を加えて混ぜる。まいたけ、ひき肉を順に平らに広げてのせ、普通に炊く。 3.炊き上がったら万能ねぎ、おろししょうが2/5かけ分(小さじ1)、削りがつおを加え、ひき肉をほぐすようにさっくりと混ぜる。 (1人分381kcal、塩分0.9g レシピ考案/上島亜紀 栄養計算/スタジオ食) ■チンゲンサイのナムル 【材料・2人分】 チンゲンサイ…2株(約120g) おろしにんにく…1/2片強分(小さじ1/2) ごま油…大さじ1/2 白すりごま…小さじ1 塩…小さじ1/4 【作り方】 1.チンゲンサイは軸と葉に切り分け、軸は八つ割りにし、葉は横半分に切る。 2.耐熱ボウルに入れ、ふんわりとラップをかけて電子レンジ(600W)で約3分加熱する。 3.そのまま約1分おき、ボウルの底の水けをざっと拭き取る。おろしにんにく1/2片強分(小さじ1/2)、ごま油大さじ1/2、白すりごま小さじ1、塩小さじ1/4を加え、あえる。 (1人分47kcal、塩分0.8g レシピ考案/上島亜紀 栄養計算/スタジオ食) ※電子レンジを使う場合は600Wのものを基準としています。500Wなら1.2倍、700Wなら0.9倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。 ■焼き厚揚げのねぎだれがけ 【材料・2人分】 絹厚揚げ…2枚(約300g) 万能ねぎ…1/2束(約6本) しょうゆ…大さじ1と1/2 砂糖…大さじ1 【作り方】 1.万能ねぎは小口切りにし、しょうゆ大さじ1と1/2、砂糖大さじ1を加えて混ぜる。絹厚揚げはペーパータオルで押さえて水けを取る。 2.オーブントースターの受け皿にアルミホイルを敷いて厚揚げをのせ、軽く焼き色がつくまで7~8分焼く。4等分に切って器に盛り、1のねぎだれをかける。 (1人分249kcal、塩分2.0g レシピ考案/上島亜紀 栄養計算/スタジオ食) <手早く作るコツ> 炊き込みご飯を下ごしらえし、スイッチオン!炊く間にチンゲンサイをレンジにかけ、厚揚げを焼き、サブ2品を仕上げましょう。 ■献立のポイント!きのこ うま味たっぷりのきのこ。いたみやすいし使いきれないから、という理由で買うのをためらうことはありませんか? それなら「冷凍きのこ」がおすすめ。きのこを食べやすい大きさにカットして、冷凍保存用袋に入れ、冷凍庫に入れれば約3週間保存できます。解凍するとうま味成分が溶け出てしまうので、使うときは凍った状態で調理中の鍋やフライパンに入れてくださいね。 文=山上由利子