視覚障害者のために作られた点字カレンダーが5日、大分県盲人協会に贈られました。 この点字カレンダーはTOSなど日本テレビ系列のテレビ局でつくる「日本テレビ小鳩文化事業団」が1976年から毎年製作していて、今回で50回目です。 【写真を見る】TOSが「点字カレンダー」を寄贈　県立盲学校の生徒などに配布される　大分

点字カレンダー

日付や曜日が点字で記されていているほか2025年度版には説明文とともに四季折々の日本の風景が使われています。 5日はTOS本社で贈呈式が行われTOSの池辺強社長から県盲人協会の玉井和年会長にカレンダーが手渡されました。

TOS本社

毎年この日を楽しみにしているという玉井会長は、「このカレンダーは点字がはっきりしているので読みやすく写真が鮮やかなので視力が弱い人も楽しめる。ユニバーサルデザインでうれしい」と喜んでいました。 全国でおよそ4万部、県内ではこのうち550部が県立盲学校の生徒などに配られるということです。