【ボートレース下関】前検一番時計をマークした根岸真優が水神祭を目指す/ヴィーナスシリーズ
ボートレース下関では12日に「ヴィーナスシリーズ第23戦北九州下関フェニックス杯」が開幕する。今節から新エンジン、新ボート、新ペラとなり、手探りの前検作業となった。 埼玉支部の若手・根岸真優が前検一番時計。「出ていないことはないと思うけど、班では一緒くらい。乗りやすさがある。ペラを教えてもらいながら叩いて行く。6コースから」とタイムほどの手応えではなかった様子。ただ、当地のタイムは自動計測で正確性はかなり高い。しっかり仕上げることができれば、念願の水神祭も狙えそうだ。 他に気配が良かったのは中川りな、真子奈津実、藤原早菜。中川は「ペラはもう叩いて行った。その分、他の人より良さそうだった。伸びはいいし、回転の上がりも気にならない。ペラをやる」と好感触を得ていた。 逆に気配が悪かったのが樋口由加里、喜井つかさ、落合直子。樋口は「ペラは軽く調整したけど、進んでいない。回っていない感じで、エンジンは良さを感じなかった。まだペラを叩き切れていないので、しっかり調整する。それで変わってくれればいいが…」と不安そうな表情だった。 初日メインの12R「ドリーム戦」は川野芽唯が1号艇で登場。F持ちは川野だけとあって、どこまでスタートを行けるのかがポイントになる。「ペラは少し叩いたけど、叩き切れていない。でも反応があったし、エンジンは悪くないと思う。行き足は良さそうだし、余裕があった。ターンは参考外。ペラを合わせて行きたい」と話していた。 なお、初日は午後2時からオープニングセレモニーが開催される。
マクール