【速報】日経平均株価 終値でも初の4万円台 史上最高値を更新
きょうの東京株式市場で日経平均株価の終値は先週末に比べて198円上昇し、4万109円で取引を終えました。史上最高値を更新し、初めて4万円の大台をつけました。 きょうの4万円台突破は取引開始前から確実視されていました。先週1日にアメリカでナスダック総合株価指数やS&P500が史上最高値を更新し、この流れを受けて日経平均先物は4万円台で取引されていました。そのため、きょうは取引が始まった午前9時に4万201円を付けました。その後、上げ幅を広げ、一時4万314円をつける場面もありました。 ただ、きょうの株高をけん引した銘柄は一部です。大きく上昇したのは東京エレクトロンやアドバンテストといった半導体関連株でした。東証プライム全体でみると上昇した銘柄は約3割にとどまっています。 日経平均株価の今年の上昇幅は6500円を超えています。市場関係者からは「株価下落につながるような売る材料が見当たらない」という声も聞こえてくる中、短期間での株価上昇への警戒感も高まっています。